都祁の小中一貫教育
11月20日。この日、都祁中学校の校長と英語科の教員が、6年の外国語科の授業を参観されました。奈良市では、平成17年度から小中一貫教育の取組をスタートし、平成27年度からは市内全中学校区に広げています。
小中一貫教育は大仰に受け止められがちですが、学習に関して言えば、学習指導要領に書いてあることをきちんと身に付ければ自ずと一貫性が保たれ、滑らかな接続が可能になります。それと、大事なのは形や組織を作って中身がないよりも、必要に応じて連携していくことによって、結果的に一貫教育の推進につなげるということ。その意味で、小・中の教員が互いに授業を参観することには意味があります。
今回は外国語科と英語科の滑らかな接続を念頭に置きました。これを、算数科と数学科、保健体育科同士という具合に広げていくことも大事だと考えています。
なお、学習面だけでなく、生活面・行動面において適宜、情報共有を図っているところも「都祁の小中一貫教育」の特徴です。