初任者への指導
2月27日。教員は採用された初年度に法で定められた「初任者研修」を受講することになっています。この研修は校内で行う研修(校内研修)と校外で行う研修(校外研修)に分かれ、さらに校内研修は日々の一般的な研修(一般研修)と、豊かな経験と知見を備えた指導教員に授業を見ていただいた上で受ける研修(授業研修)とに分かれています。授業研修は年間30日。この日、その29日目となる研修が行われ、本校の教員が研修に臨みました。
指導に来ていただいているY先生はご退職されるまで、わたし(校長)と一緒に奈良県国語教育研究会という会で役員もされていました。研修が終わってから、
「わたしたちの若い頃には、こんなに手厚く指導してもらえませんでしたよね。」
「そうですね。その分、年齢が近い同僚教師の『技』を盗もうと、必死でしたね。」
などと言葉を交わしました。とにかくY先生にはきっちり指導していただいているし、教員も意欲的に受講しているので資質が向上しています。初任者研修修了が目前です。