総合防災訓練を実施
10月29日(日)。この日は、奈良市の総合防災訓練日。災害時に本校は一次避難所となるので、早朝より関係者が集まって避難所の開設準備にあたりました。
9:30になると防災無線が鳴るので、その前に関係者で打ち合わせをします。
今回はQRコードを使った避難所受付・退所システムを試験的に行うことになっていたので、その事前説明も行っていただきました。
打ち合わせが終わると、早速、受付・退所システムを確認したり、
避難所運営マニュアルにしたがって、避難所の開設を進めていきます。
情報班はメガホンの動作状況も確認。準備に抜かりはありません。
9:30になると、皆が持っている携帯端末が一斉にけたたましい音を立て始めました。防災訓練の開始を告げる緊急速報です。時を同じくして防災無線も流れました。
早速、受付・退所システムを使って登録を開始します。
分からないところは教え合います。実際に避難することになれば、まず第一に大事なのは「助け合い」です。わたし(校長)も東日本大震災が起きたときは宮城県の多賀城市に2週間ほど災害支援に行って、被災者といっしょに体育館で寝泊まりをした経験があります。そのときにも「助け合い」の大切さは身をもって経験しました。
この日、避難してこられる方は少なかったですが、自主防災防犯会や自治会組織、避難所開設員、そして学校関係者が不測の事態に備えて訓練しておくことに意義があります。従事していただいた皆様、早朝よりありがとうございました。