インタビューを受ける

5月30日。出勤して校長室で仕事をしていると、校長室のドアを叩く音が聞こえました。(だれかな?)と思いつつ、「どうぞ。」と言うと、4年のS君が「インタビューをさせてもらっていいですか?」と言って入ってきました。もちろんOKです。

「子どものころ、はまった(熱中した)遊びってありますか?」
「小学生のときは、休み時間になるとキックベースボールをしていたなあ。」
「なほど。どうしてキックベースが好きだったんですか?」
「当時は野球が人気だったけど、運動場で野球のボールは使えなかったので、野球と同じルールのキックベースをやっていました。」
「キックベースをしていて、いいことってありましたか?」
「男の子も女の子も一緒にやってたんで、クラスの仲がとてもよかった。それに、校長先生はサッカーも好きだったから、ボールを『蹴る』ということがとても楽しかったなあ…。」

とまあ、こんな具合にインタビューが進みました。

実は、前の週の全校朝礼で、わたしは「インタビューの仕方」を子どもたちに教えていました。S君のインタビューはこのときに伝えたことができていたので、
「とても素晴らしいインタビューだった!」と褒めると、「ありがとうございました!」と言って校長室を出ていきました。朝礼で話したことが実行できていたので、嬉しかったです。「打てば響く」ものです。