稲穂と入替わるように…
〈撮影:2021年10月5日〉
都祁ではほぼ稲刈りが終わり、稲穂と入替わるようにススキやセイタカアワダチソウが目立つようになりました。後者は北アメリカ原産。切り花用の観賞植物として導入されたものが、あっという間に日本の原風景に進出しました。中学生のときに理科の先生が、
「今は奈良盆地にしか生えていないが、やがてここ(都祁)にもやってくる。そのとき、風景がどうなるか…。」
とつぶやかれたことがあります。この日は都祁のいたるところに薄靄がかかっていて、セイタカアワダチソウの勢いが幾分和らいで見えました。せめてもの救いです。
登録日: 2021年10月5日 / 更新日: 2021年10月5日