〈撮影:2021年10月5日〉
夕方、運動場に出ると、西の空がきれいだったので撮影。昔、古典で、「山の端(やまのは)と山際(やまぎわ)は違うので、気を付けるように。」と教えてもらったことがあります。山の端は、空に接する「山」の部分、山際は、山に接する「空」の部分。
春はあけぼの やうやう白くなりゆく山ぎは 少し明かりて 紫だちたる雲の細くたなびきたる
『枕草子』の有名な書き出しに出てくる「山ぎは」は、山に接する「空」のことです。この日もきれいだったのは山際でした。